疼痛緩和内科診療
疼痛緩和内科とは︖
疼痛緩和内科 は、 痛みを和らげること に特化した診療科です。
特に がんによる痛み や、他の治療で和らがない痛みに悩む⽅のための専⾨的なケアを提供します。
当院では、外来通院だけでなく、患者さまのご⾃宅への訪問診療も⾏っています。
お困りの⽅は、ぜひご相談ください。
※ケアマネジャー様を通してお問い合わせいただくことも可能です。
対応する症状と治療法
1. がんによる痛み
がんによって⽣じる痛みには、 消炎鎮痛剤、鎮痛補助薬、⿇薬(がん患者さまのみ対象)を使⽤します。
薬は内服薬、坐薬、外⽤剤から選びます。場合によっては神経ブロック注射 も⾏います。
痛みが強い場合は、他の専⾨施設をご紹介することも可能です。
2. がんによるその他の症状
だるさ:ステロイドを使⽤して改善を図ります。
息苦しさ:抗不安薬や、場合によっては⿇薬を使⽤します。
吐き気・嘔吐:制吐剤を使⽤して症状を和らげます。
便秘 :便秘薬や浣腸を使⽤して症状を改善します。
3. ご家族のサポート
がん患者さまだけでなく、 ご家族の不安や⾟さ もサポートします。
がんの進⾏に伴う⼼理的な変化(否認、怒り、抑うつなど)に対して、抗不安薬や抗うつ薬の処⽅を⾏うこともあります。
⼼のケアとして、お話をじっくり伺い、アドバイスを⾏います。