足裏の慢性的な痛みを放置するのはやめましょう!
✅ このコラムでわかること
足痛の原因となる姿勢や生活習慣のリスク
足底筋膜炎などの疾患について
慢性的な足痛への当院でおこなっている治療法
日常生活でできる予防法と靴選びのポイント
足を痛めやすい人の共通点と原因とは?
長時間の立ち仕事や歩行、合わない靴、肥満、足底アーチの異常などは、足裏の痛みを引き起こすリスクになります。
特に近年の研究ではBMI・靴の快適性・長時間の立位が足痛の重症度と関連していることが報告されています。
足底筋膜炎(プランターファシア症候群)とは
足底筋膜炎(足底腱膜炎とも言います)は、足底の組織が微細損傷を受け、慢性的な痛みを引き起こす疾患です。
足底筋膜炎は土踏まず、かかとに痛みが生じます。筋膜や腱が炎症を起こすだけではなく、足底の筋肉、短趾屈筋や短母趾屈筋などが過緊張を起こして痛みを引き起こしていることもあります。
足底筋膜炎は、足底に負担がかかり続けることで起こります。
・仕事から硬い地面の上で過ごしている、スポーツや仕事によるオーバーユース、合わない靴やヒールが高い靴を日常的に履いている
・足底に体重がかかることも原因であるため、過度な肥満、足部アーチの変性など・・・
様々な原因が複合的に関与しています。
こじまクリニックでの治療法
こじまクリニックでは、足の慢性的な痛みに対し下記のような治療法を提案しています。
痛みが強い場合は神経ブロック注射も考慮します。
鍼治療・手技療法にて、足底の筋肉の筋緊張の改善
運動療法・ストレッチを通じた症状の予防と再発防止
上記の治療法を症状の強さに応じて、組み合わせ提供します。
足底筋膜炎の予防法
やはり、足部への負担を減らすことが重要です。最も現実的に可能なものでは、衝撃吸収性がある靴を選ぶことです。痛みがあるうちはクッション性のあるインソールやヒールパッドがオススメです。
また、足底の筋肉の一部はふくらはぎからつながっているため、ふくらはぎのストレッチもオススメです。足底のストレッチは足の指を上に反らすように行うと可能ですので、おこなってください。また、ゴルフボールなど硬いもので足裏をマッサージするのも良いでしょう(触って痛みが出る場合は止めましょう!)
まとめ
足底筋膜炎による慢性的な足の痛みは、靴、日常の習慣、肥満などによって起こりやすくなります。早めの対処と対策が改善への鍵です。
こじまクリニックでは、多角的な治療を提供しています。
「足が痛くて歩きづらい」「靴を変えても改善しない」と感じる方は、ぜひご相談ください。
コラム監修医師
こじまクリニック 院長 小島 研太郎
「こじまクリニック」の診療科・所在地・電話番号などは下記をご覧ください。
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- 診療科:ペインクリニック・整形外科
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