慢性難治性疼痛と心因性疼痛について
慢性難治性疼痛とは、普通の治療では治りにくい、慢性的に長く続く痛みです。神経が傷ついていることが原因であることが多いです。
主な症状
少しの痛みが激しい痛みに感じる
通常の刺激を痛みとして感じる(熱い冷たい、触る等)
持続的または発作的に起こる症状
焼けるような、刺されるような、電気が走るような痛み
しびれ
治療法
薬物療法: 神経に効く薬を使います。
神経ブロック: 痛みの信号を遮断します。
理学療法: 運動療法や物理療法で痛みを和らげます。
認知行動療法: 心理的なアプローチで痛みの感じ方を変えます。
心因性疼痛
心因性疼痛は、ストレスや不安が原因で起こる痛みです。身体には異常が見つからないことが多いです。
心因性疼痛の主な特徴
症状: 頭痛、腹痛、胸痛、四肢の痛みなどに併せて睡眠障害、集中力欠如などがみられます。
心理的要因: ストレスや不安が主な原因であることが多いです。
慢性化: 痛みが長く続くことが多いです。6か月以上続くものは心理的要因との関連性が強いです。
治療法
神経ブロック療法:星状神経節ブロックによる交感神経の緊張緩和が有効です。
心理療法: 認知行動療法などが効果的です。
薬物療法: 抗うつ薬や抗不安薬を使います。
手技療法・鍼灸療法・マッサージ療法等:筋肉の緊張を緩和させ、血流を良くしたり、温めたりすることも効果的です。
慢性難治性疼痛と心因性疼痛に対するこじまクリニックでの治療法
こじまクリニックでは、難治性疼痛や心因性疼痛に対して、いろいろな方法で治療を行います。
薬物療法で痛みが改善されることが理想ですが、慢性化した痛みは薬物療法で抑えることができないことがあります。神経ブロック療法や、運動療法、ときにはマッサージや鍼灸療法なども組み合わせて治療を行います。
慢性的に痛みが続く場合は、ぜひご相談ください。専門医が最適な治療法を提案します。
各種治療法に関しては下記を参照ください。
神経ブロック注射とは? ブロック注射治療を受けるかお悩みの方へ
コラム監修医師
こじまクリニック 院長小島 研太郎
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