ブロック注射

神経ブロック注射とは? ブロック注射治療を受けるかお悩みの方へ

神経ブロック注射とは

神経ブロック注射の効果についてご説明いたします。
神経ブロック注射は、局所麻酔薬を神経の周囲に注入することによって、痛みを引き起こしている神経の興奮を抑制する治療方法です。

神経ブロック注射の効果

痛みに効果がある理由

まず、痛みの機序を説明します。

1.   何らかの原因で筋肉が緊張
2.   交感神経が興奮し、血管が収縮
3.   酸素や栄養の巡りが悪くなり、代謝物質が貯留
4.   脳に痛みの情報が伝わり、痛みを感じる
5.   さらに神経が興奮し、筋肉や血管が収縮する

1~5を繰り返すことで痛みが慢性化していきます。
神経ブロック注射をおこなうことで、痛みの伝達を遮断し、痛みの悪循環を断ち切ることができます。
痛みが遮断されることで、緊張した筋肉がやわらぎます。そして血管が広がることで血流が良くなり、酸素や栄養などがきちんと行き届くようになり、痛みが起こらないようになっていきます。

 

神経ブロック注射の種類

神経ブロック注射は痛みの種類、痛みの部位など、痛みの背景によってブロック注射の種類を考える必要があります。
患者さまの症状にあわせたブロック注射をおこないます。
当院では以下のブロック注射をおこなっております。

トリガーポイント注射

押して痛みがある部位に局所麻酔薬や鎮痛薬を注射します。

トリガーポイント注射

星状神経節(せいじょうしんけいせつ)ブロック

首の付け根にある「星状神経節」と呼ばれる交感神経の節に局所麻酔薬を注射します。
交感神経の興奮を一時的に抑制します。

星状神経節(せいじょうしんけいせつ)ブロック

仙骨ブロック

尾てい骨の上にある仙骨から腰の神経の周囲に局所麻酔薬を注射します。

硬膜外ブロック

脊髄を覆う「硬膜」の外側にある硬膜外腔に局所麻酔薬を注射し、神経に興奮を抑える治療法です。

 

椎間関節ブロック

背骨同士のつなぎ目である「椎間関節」に局所麻酔薬を注射します。

関節注射

肩関節、膝関節など関節内や関節周囲の組織に局所麻酔薬を注射します。

仙腸関節ブロック

仙骨の左右にある仙腸関節に局所麻酔薬を注射します。

ブロック注射 のページをみる >

詳しくは当院のブロック注射のページをご覧ください。

 

ブロック注射治療を受けるかお悩みの方

 

このようなお悩みの方にオススメ

☑ 痛みで日常生活に支障がでている人
☑ 内服薬で効果を実感できない人
☑ しびれがつらい人
☑ 痛みの原因がわからない人
☑ 少しでも早く痛みを抑えたい人

上記のような方は神経ブロック注射がオススメです。

痛みやしびれは放っておくと、治りが悪くなります。
痛みを治療するためには、痛みの連鎖を断つことが重要です。

最後に

当院では神経ブロック注射で痛みが改善した後、痛みが再発しないようにきちんと予防に努めていくことを当院では推奨しております。
日頃の姿勢、生活習慣、筋力不足、筋肉の硬さなどが痛みやしびれの原因となっている場合は、根本的な対策をしなければ、痛みが再発してしまいます。
当院では、柔道整復師、鍼灸師が在中しており、手技療法、鍼灸療法、パーソナルトレーニングを受けることができます。

症状によっては、神経ブロック注射と併用して施術を受けていただくことも推奨しております。
また、神経ブロックによって痛みが改善された後のケアもオススメです。
痛みやしびれでお悩みの方は一度ご相談ください。

コラム監修医師
こじまクリニック 院長小島 研太郎


「こじまクリニック」の診療科・所在地・電話番号などは下記をご覧ください。

 

所在地

診療科:ペインクリニック・整形外科
〒554-0013 大阪市此花区梅香1丁目21番12号
TEL:06-6466-1717

アクセス

■ 電車でお越しの方 

JR大阪環状線  駅からの順路
西九条駅から徒歩9分
●西九条駅から大阪シティバス(56号・59号・79号・81号)に乗車、此花朝日橋バス停下車すぐ
阪神なんば線  駅からの順路
●千鳥橋駅から徒歩3分
■ 車でお越しの方

北港通、千鳥橋交差点を東南東に曲がり、一つ目の信号を右折、2ブロック目。
駐車場については、
パーキングMAPをご覧ください

 

地 図

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