肩こりと頭痛の関係
このコラムでわかること
肩こりと緊張性頭痛の関係
肩こり・頭痛に関係する筋肉
予防法・セルフケア
ペインクリニックでの治療法
現代人の多くが悩まされている肩こりと頭痛
こじまクリニックにも、多くの方が肩こりや頭痛のお悩みでご来院されます
今回は肩こりと頭痛は関係についてお話します。
肩こりから起こる緊張性頭痛
肩こりによって引き起こされる頭痛は、緊張性頭痛といいます。緊張性頭痛は幅広い年齢層にみられ、多くの方が悩まされる頭痛の一種です。
デスクワークや長時間同じ姿勢で仕事をされる方や、受験勉強やスマホを活用している10代の学生さんなど
共通していることは“毎日” “長時間” “同じ姿勢”でいることです。このような条件と環境が揃うことで、筋肉が緊張して疲労しやすくなり、首や肩が凝ります。
肩こりから頭痛が起こるのは”筋肉の付いている場所”が関係しています。筋肉は起始と停止と呼ばれるものがあります。筋肉が「ここからここまでついている」という認識で構いません。
肩こりを起こす筋肉のほとんどは頚椎(首の骨)、頭部(頭の骨)に付着しています。頭部まで付着している筋肉が緊張を起こし、頭痛を引き起こします。
また、頚部や背部の筋肉が緊張することで、大後頭神経が締め付けられて頭痛が起こります。
肩こり・頭痛に関係する筋肉
特に僧帽筋 頭半棘筋 後頭下筋群 が関係しています。
これらは大後頭神経という首の後ろから後頭部に存在する神経を圧迫してしまうことがあります。
初めは筋肉が緊張し、肩こりや首が凝ったような状態が続きます。次第に緊張が強くなり、大後頭神経が圧迫されることで頭痛が起きてしまうということになります。
筋肉のコリによる症状についてはこちらのコラムもご参照ください。
予防法・セルフケア
運動、ストレッチ、適度なマッサージが肩こりには効果的です。
デスクワーク中の休憩などに肩回しをしたり、軽く首を倒したり回したり、気分転換に腕をしっかり振って歩いたりがオススメです。
ぺインクリニックでの肩こり、緊張性型頭痛の治療法
凝っている筋肉、緊張している筋肉の状態を改善させることが必要となります。
原因となる筋肉にアプローチができるマッサージ療法、手技療法、鍼灸療法、運動療法などが効果的です。これらの療法は医師の診断のもと、当院ですべて受けていただくことができます。
また、症状が強い場合は神経ブロック注射を併用しておこないます。
治療法については、コラム・ページもご参照ください。
神経ブロック注射とは? ブロック注射治療を受けるかお悩みの方へ
緊張性頭痛のまとめ
筋肉が緊張し、肩こりと頭痛が起こります。放置していると、神経を圧迫するようになり頭痛が悪化していきます。
肩が凝ってしまう方はお仕事や勉強の合間に適度にストレッチをしたり、ウォーキングをすることで、筋肉の緊張を緩和することが期待できます。
こじまクリニックでは、神経ブロック注射、手技療法、マッサージ療法、手技療法、運動療法を併用して多角的な治療をおこないます。
肩こりと頭痛でお困りの方は一度ご相談ください。
コラム監修医師
こじまクリニック 院長小島 研太郎
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