頚肩腕症候群とは
整形外科やぺインクリニックを受診されて頸肩腕症候群と診断されたという方は沢山いらっしゃると思います。当院でも頸肩腕症候群と診断することは多々あります。
今回は、現代病ともいえる頸肩腕症候群についてお話しさせていただきます。
頸肩腕症候群とは
その名の通り首・肩・腕に症状が現れるものをいいます。病名ではなく、複数の症状の組み合わせを総称しています。
頸肩腕症候群の症状がみられるものには、頚椎椎間板ヘルニア、変形性頚椎症、頸部脊柱管狭窄症、筋筋膜性疼痛症などがあります。
頸肩腕症候群がどのような病態が起こっているかを診断することが必要です。
また、レントゲンやMRIに異常がみられないものも頸肩腕症候群になります。
併せて以下のコラムをお読みいただくと、一層理解が深まります。
筋肉のコリが原因の痛み・治療法(タップで別タブが開きます。)
胸郭出口症候群の原因・症状・治療法(タップで別タブが開きます。)
椎間板ヘルニアの原因・症状・治療法(タップで別タブが開きます。)
頸肩腕症候群の原因・症状
頸肩腕症候群の症状
肩こり 首こり
腕のだるさ しびれ 不快感などを呈します。
首、肩、腕の症状をすべてひっくるめてもらって構いません。
原因は、肩こりや首こりと同様です。
繰り返し長時間にわたって首や肩、腕を酷使していることが原因になります。
長時間のデスクワーク、パソコン作業、スマートフォン操作など
日常的な不良姿勢(猫背、ストレートネック、巻き肩など)
他にはスポーツによる筋疲労、関節への負担によっても起こります。
頸肩腕症候群の治療法
症状に応じて様々な治療法を併用して行うことが必要です。
筋肉の緊張、神経の圧迫、関節の可動域制限などが複合して症状の原因になっていることもあります。
こじまクリニックでの治療方法
マッサージ療法、鍼灸療法、運動療法
運動不足や猫背などの不良姿勢が原因である場合は、パーソナルトレーニング、運動療法も効果的です。
上記の治療法を必要に応じて包括的におこなうことを当院では推奨しています。
以下のリンクから治療法の詳細をご覧いただけます。
神経ブロック療法についての説明はこちらをご覧ください(タップで別タブが開きます)
手技療法・マッサージ療法はこちらをご覧ください(タップで別タブが開きます)
まとめ
頸肩腕症候群は、複数部位の症状を総称しています。原因には、頚椎椎間板ヘルニア、筋肉の緊張、筋筋膜性のものなどがあります。
長時間のデスクワークや、スポーツの種類による特性によって肩こりや首こりとなり、頸肩腕症候群となります。
治療は症状にあわせて行います。
神経ブロック注射、マッサージ療法、鍼灸療法、運動療法等
患者様の症状、病態に合わせて併用しておこないます。
肩こりや首こりを感じている方は頸肩腕症候群である可能性が可能高いです。
早めに対策をし、治療することが慢性化を防止することにつながります。
お悩みの方はご相談ください。
コラム監修医師
こじまクリニック 院長小島 研太郎
「こじまクリニック」の診療科・所在地・電話番号などは下記をご覧ください。
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- 診療科:ペインクリニック・整形外科
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