運動不足が招く腰痛の仕組みと対策
このコラムを読んでわかること
腰痛と運動不足の関係 – なぜ運動不足が腰痛を引き起こすのか
腰痛を防ぐための筋肉の役割 – 体を支える重要な筋肉とは?
腰痛改善に効果的な運動とセルフケア – 予防と症状緩和の方法
ペインクリニックでの治療法 – 運動療法や専門的アプローチ
運動不足が腰痛を招く理由
現代人の多くが長時間座りっぱなしの生活を送りがちです。デスクワークやスマートフォンの使用時間が増えることで、筋肉の柔軟性が低下し、腰に負担がかかりやすくなります。特に、姿勢を支える脊柱起立筋や腹筋、殿筋が弱まると、腰椎に過剰な負担がかかり、慢性的な腰痛を引き起こす原因となります。
腰痛予防と改善に重要な筋肉とは?
腰痛を防ぐために重要な筋肉として、以下の3つが挙げられます。
脊柱起立筋:背骨を支え、正しい姿勢を維持するために必要
腹筋群:インナーマッスルとして腰椎を安定させる役割
殿筋群(股関節・お尻の筋肉):下半身の動きをサポートし、腰への負担を軽減
これらの筋肉が適切に働くことで、腰痛を予防し、痛みの悪化を防ぐことができます。
腰痛改善のための運動とセルフケア
運動不足を解消するために、以下の方法を試してみましょう。
ストレッチ習慣をつける
特に、大腰筋・殿筋をターゲットにしたストレッチが効果的です。
ウォーキングや軽い運動を続ける
30分ほど歩くことで、全身の血流を改善し腰への負担を減らします。
適切な姿勢を意識する
座りっぱなしを避け、デスクワーク中もこまめに体を動かしましょう。血流改善の効果もあります。
以下のコラムもご参照ください。
運動不足が引き起こす慢性痛の原因と治療法:効果的なアプローチ
厚生労働省が推奨する運動ガイドライン:健康維持と疼痛治療には運動が重要
ペインクリニックでの腰痛治療
こじまクリニックの腰痛治療は、患者様に合わせた治療を提供しています。
運動療法
体幹や下半身を鍛えて腰への負担を軽減させたり、身体機能を改善させます。より高度に筋力や姿勢改善を目指す場合はパーソナルトレーニングも受けていただけます。
鍼灸療法・手技療法(マッサージ・ストレッチ等)
筋肉の緊張をほぐして血流を改善させます。必要に応じて鍼治療、灸での温熱療法も行います。
神経ブロック療法
痛みが強い場合におこないます。詳しくは下記のページをご覧ください。
神経ブロック注射とは? ブロック注射治療を受けるかお悩みの方へ
まとめ
運動不足は腰痛の大きな原因のひとつですが、適切な筋肉を鍛えることで改善が可能です。痛みを長引かせる前に、日常的なセルフケアと専門的な治療を組み合わせ、腰痛を治療していきましょう。腰痛でお困りの方はお気軽にお問い合わせください。
コラム監修医師
こじまクリニック 院長 小島 研太郎
「こじまクリニック」の診療科・所在地・電話番号などは下記をご覧ください。
所在地
- 診療科:ペインクリニック・整形外科
- 〒554-0013 大阪市此花区梅香1丁目21番12号
- TEL:06-6466-1717
アクセス